心の質【サットヴァ】
アーユルヴェーダでは体の質であるトリ・ドーシャのように、心にも質があるとしています。
それがサットヴァ、ラジャス、タマスのトリ・グナ。
何だかトリ・ドーシャの方が断然、普段の露出度が高い気がするけど…、でもこのトリ・グナ、今私の知っている(まだまだ少ない)アーユルヴェーダの知識の中で、一番大切な要素かもしれないと感じています。
サットヴァ??
サンスクリット語のカタカナだと馴染みがないので、はにゃ?となってしまうかもしれません。
でも私の先生の「湖」に例えた表現がとても分かりやすかった。
○サットヴァな心の状態=湖面が穏やかで水がクリア
→自分にとって何が良いか判断出来る状態、前向き、明るい、記憶力良好、知性が働く、柔軟性がある etc...
○ラジャスな心の状態=湖面が波打っている
→現状に満足しない、攻撃的、物欲、不満、怒り、他人のせい、競争心 etc...
○タマスな心の状態=湖の水が濁っている
→自分にとって何が良いか判断出来ない状態、心が曇る、人の意見聞けない、知性が働かない etc...
あと、以前サットヴァをライトの光に例えて教わった事もありました。
誰もが持ってる自分のサットヴァの光で、心の状態をしっかりと照らしてバランスをとり、サットヴァの純粋なエネルギーでラジャスとタマスも優しく包んじゃう。
しっかりと自分のライトを照らせば、輝くサトヴィック=キラキラな人☆になれる。
こちらの考え方もとてもイメージが湧きやすかったです。
どうしたらサトヴィック?
まずは食事!!やっぱり食べ物。つくづく食べ物。
新鮮な野菜、果物、調理したての食事(炊きたてご飯も!)、一部除く豆、ナッツ、種、はちみつ、ハーブ、新鮮な水
さらに感覚器官を綺麗にし、呼吸を大切に、瞑想、睡眠、頭や足裏マッサージ、ナスヤ、朝の一連の日課、日光浴、運動、笑う、などの行いがサットヴァに必要な事。
工程はたくさんだけど(笑)、どれもシンプルですぐ出来そうなことばっかり!
あと、サトヴィックになると、ドーシャの“良い状態”を引き出す力もUPするそう。
ヴァータは明るく話題豊富の人気者に、ピッタは頭が良くリーダーシップがあり、目的をしっかり達成、カファは人を慈しみ、愛情たっぷりに。
良いこといっぱいだなぁ。
やれる事からさっそくスタート!目指せサトヴィック☆
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